漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
例年のことですが、春先になると顔がほてって熱くなります。手足は冷えるのに顔だけが赤くなっています。
更年期かな~と思いながら、TVのCMで知った薬用のお酒を飲んでみました。飲んだ時は温まりますが、顔のほてりが改善されることはありませんでした。
そこで、漢方専門のお店に出向き、相談してみました。
私の症状は、分かりやすく言うと冷えのぼせ、専門的に言うと、腎の栄養分が不足していて、足元が冷えることにより、のぼせやすい状態にあるということでした。
そこで、自分自身の体質が分かった上で、漢方薬をいただき、飲み始めました。秋ごろから飲み始めたのですが、おかげさまで今年の冬は寒かったはずなのに、個人的には過ごしやすかったように思います。
そこで、今度はのぼせ改善のためにお薬を少し加えていただきました。
その甲斐あってか、今年の春は、たまにほてりそうになることはあるものの、顔が赤くなることもほとんどなく、気にならなくなってきました。これで、人前でも緊張することなく、お仕事に臨めます。
春先は、肝陽上亢となりやすいだけに、足元が冷えるとのぼせが出やすくなる時期でもあります。それに加えて、腎陰虚が進むと、のぼせ・ほてり・顔赤・イライラなどの症状があらわれやすくなります。
そこで、腎陰を補充し、肝の気の巡りを良くすることで、諸症状を改善していただきました。元々の冷え性の症状も服用を継続していただくことで、徐々に改善されるものと思われます。これからも早めの対応で、未病を防ぐようにしましょう。
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